【ちょい旅】心をととのえよう。世界遺産 比叡山延暦寺で坐禅体験と精進料理 1泊2日

安土城址
安土城は1576年から織田信長が3年をかけて完成させたお城です。安土桃山時代の幕開けとして築城され、城の外面は各層が朱色・青色・あるいは白色、最上層は金色で、内部は狩野永徳が描いた墨絵で飾られた部屋や、金碧極彩色で仕上げた部屋などがあり、当時の日本最高の技術と芸術の粋を集大成して造られたといわれています。しかし織田信長がたおれた本能寺の変後に焼失。残された石垣や堀割が往時の名残を留めています。また安土城は日本で最初に本格的な天守を作った城とされており、歴史上に名を残す名城跡です。
安土城天主 信長の館では、安土城天主最上部の5階6階部分が原寸大にて復元・展示されています。

世界遺産　比叡山 延暦寺
天台宗の開祖である最澄によって開かれた天台宗の総本山で、世界遺産として認定された「古都京都の文化財」の構成資産のひとつでもあります。1571年に織田信長によって焼き討ちにあったことでも有名です。宿坊・延暦寺会館では修行体験として坐禅を体験した後、精進料理をお召し上がりいただきます。食後は、最澄が灯して以来1200年間灯り続ける「不滅の法灯」が置かれる根本中堂（国宝）などをご見学いただけます。

坂本ケーブル
坂本ケーブルは昭和2年開業で、坂本から比叡山延暦寺までの2025mを結ぶ日本一長いケーブルカーです。
車窓からのぞむ山あいから見える琵琶湖や、自然豊かな山中を走るケーブルの車体、登録有形文化財にも登録された大正ロマンを感じる駅舎など、写真を撮りたくなるスポットも多くあります。

根本中堂　画像提供：天台宗総本山比叡山延暦寺

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